まずゴルフとは、紳士のスポーツとして知られ、全世界で老若男女に親しまれプレーされているスポーツです。
1ラウンド全18ホールからなるコースを4人1組(状況によって3人1組、2人1組)で1ホールずつ回り、クラブでボールを打ち、どれだけ少ない打数でカップに入れることができるかを競うスポーツです。
ゴルフの基本ルール・マナー
ゴルフでは、各ホールで規定打数(2ホール目:3打、5ホール目:5打)が設定されていて、「規定打数=カップに入れるまでにかかった打数」となることをパーと言います。
「規定打数-1打」はバーディー、「規定打数-2打」はイーグル、「規定打数-3打」はアルバトロスと言います。
「規定打数+1打」はボギー、「規定打数+2打」は、ダブルボギー、「規定打数+3打」はトリプルボギーと言います。
そして、1打でカップに入れることをホールインワンと言い、ホールインワンを達成することは、ゴルフプレーヤーなら誰もが夢見ます。
例えば会社のコンペなどで同じ組で回っているプレーヤーがバーディーをとった際には、「ナイスバーディー」のように声掛けをする場面も出てきます。
そのため覚えておいた方が良い単語です。
「OB」「ウォーターハザード」といったペナルティもあります。
「OB」は、各ホールで設定されたプレー範囲外にボールが出てしまった際に適用されます。
OBとなった場合は、打数+1をしてから再度打ち直しを行います。
「ウォーターハザード」は、打ったボールが池に入ってしまう俗にいう池ポチャです。
ウォーターハザードは、カップに近づかないように池のふちにボールを置き直してOB同様に打数+1でプレーを再開します。
プレーの流れ
1ホール目の1打目を打つ人は、くじで決めます。
くじは、1打目を打つティーグランドの脇に置いてあるのが一般的です。
1打目を打つ人のことをオナーと言い、2ホール目からは前のホールのスコアが1番良かった人がオナーになり、スコアによりその都度代わっていきます。
1ホール目の1打目を組みの全員が打った後の2打目はカップから遠い人から順に打っていきます。
全員がカップに入れ終わったら次のホールへ移動します。
これを18ホール繰り返します。途中9ホール目が終わった時に休憩をはさむことが多いです。
クラブ、クラブの握り方
ボールを打つためのクラブは、「ドライバー」「アイアン」「パター」があり、状況により使い分けます。
「ドライバー」は、飛距離がクラブの中で最も出るため1打目のティーショットで基本的に使用します。
「アイアン」は、ドライバーよりも飛距離が出ず、カップがあるグリーンにボールをのせるまで使用します。
「パター」は、ボールを転がしてカップに入れるために使用するクラブです。
イメージとしては、「ドライバー」長距離、「アイアン」中・短距離、「パター」最後の仕上げです。
クラブの握り方ですが、まずクラブのグリップ部分を左手が下、右手が上になるように握ります。
左手の中指と人差し指の間に右手の小指を被せる握り方と野球のバットの握り方と同じ握り方(左手と右手を被せない)があります。
プロの多くは、前者の握り方です。
グリップ握り方によってもスイングも異なってくるため多くのプロのスイングを参考にしたいと考えている場合は、左手と右手を被せる握り方で初めから練習した方が良いです。
※サウスポーの人は上下逆になります。
服装
ゴルフウェアに着替える前までの服装も重要です。
Tシャツ、デニム、サンダルは、NGです。
格式の高いゴルフコースであれば入場することすらできない場合があります。
上は襟付き(ジャケット、シャツ、ゴルフ場によってはパーカーOK)、下はチノパン等(デニム以外)、靴はスニーカー以外が望ましいです。
イメージとしては、高級ホテルや高級レストランといった場所に着ていく服装のイメージです。
ゴルフウェアは、上は基本的に襟付きのものであればOKです。
冬場は、ダウンベスト、カーディガン、ネックウォーマー等の防寒対策をすることもOKです。
気をつけること
グリーンの上は、走ってはダメです。
初心者のうちは急いでしまうのでやってしまいがちです。
後続の組が待っている時は、プレーを急ぐことが必要です。
周りの人に気を配ることが必要です。
自分が打つ方向に人がいないか、いる場合は、声をかけてプレーすることが必要です。
ゴルフでは初心者だけでなく全員が一緒に回る人へ気配りをすることが重要です。
基本をおさえてプレーを楽しみましょう
ゴルフは、老若男女を問わず楽しめるスポーツです。
また昔からビジネスの場でも利用されています。
初めは、誰でも初心者です。ゴルフは、非常にメンタルが必要とされるスポーツです。
経験者に囲まれてする初めてのゴルフは、非常に緊張します。
その緊張のせいで多くの打数を打つこともあります。
何回かプレーするとホール、コースの特徴を考えてプレーすることができるようになります。
そのようになるとゴルフの楽しさが分かり始め、またゴルフに行きたくなります。