ゴルフを始めたくて練習をしたいのに、なかなか練習場へ足を運べない初心者ゴルファーも多いのではないでしょうか。
「上手く打てないから恥ずかしい」や「どうやって振る舞って良いのか分からない」など、初めて練習場へ行くときは考えてしまうものです。
この記事では、通称「打ちっぱなし」と呼ばれるゴルフ練習場のマナーや流れなどを紹介します。
初めてのゴルフ練習場!打ちっぱなしの準備とマナー
打ちっぱなしは、初心者ゴルファーからベテランゴルファーまで、さまざまなゴルファーが同じ場所で練習する施設です。
そこには、行く前に準備していくものや、守るべきマナーがあります。
準備について
まず、打ちっぱなしへ行く前に必ず準備しておくべきものは「手袋(グローブ)」です。
手袋がないと手を滑らせたり、手の皮をむいてしまったりなどトラブルの原因になるので必須と言えます。
ゴルフ練習場でも購入することができますので、確認してから打ちっぱなしに行くようにしましょう。
ゴルフセットも用意しておきたいものですが、まだ準備していないのならゴルフセットやシューズをレンタルできる練習場も多くあります。
練習で実際にゴルフに触れてみて、ゴルフを始めるかを決めゴルフセットを購入するのも良いことです。
打ちっぱなしでもゴルフシューズやウェアを着用しているケースがありますが、初心者はまだ準備する前の段階での練習という人もいるでしょう。
打ちっぱなしでは服装などのマナー指定がない施設がほとんどですので、動きやすい靴や服装で問題ありません。
マナーについて
打ちっぱなしのマナーとして最低限守るべきことは、大きな声で騒がないことと、打席以外の場所でクラブを振らないということです。
打ちっぱなしでは、教えたり教えられたりしているゴルファーが多くいるので、全く会話をしてはいけないということはありません。
しかし、仲間同士など大人数で、大騒ぎするような場所ではないので、他のゴルファーが気にならないように会話するようにしましょう。
携帯電話の着信音や話し声も、極力抑えるように気を使うこともマナーとなります。
そして、仲間が打っている打席の後ろの通路などで、素振りをすることは大変な危険行為なので、絶対にやってはいけないことです。
また、打席の前のポールを打つ方向へクラブなどを入れてしまった場合は、焦って取りにいくことは危険ですので係員に連絡しましょう。
ゴルフコースでも言えることですが、練習場を利用しているのは自分や仲間だけではないという意識を持って練習するように心がけるべきです。
初めてのゴルフ練習場!利用する流れ
初めて打ちっぱなしを利用するときに気になることが、受付や支払いなどの流れではないでしょうか。
慣れている仲間と一緒に練習するなら、すべて教えてもらえることですが、1人の場合は分からないことが多くあるものです。
まずは受付を
まず、ゴルフ練習場に着いたら、フロントで受付して打席を決める必要があります。
用具類をレンタルする場合も、フロントでの受付となりますので確認してみましょう。
多くの練習場では、この時点で打席とレンタルボールや用具の料金を支払い、打席番号のカードやホルダーなどが渡されます。
そして、打席へ行くと自動でボールがティーにセットされ、一球打つごとに再セットされていくのであとは練習をするだけです。
練習後は元どおりに
練習を終了するときは、ゴミなどはきちんとゴミ箱へ入れ、忘れ物などを確認するようにしましょう。
次の利用者が気持ち良く使えるように、来たときの状態にして帰るのもマナーです。
そして、再びフロントへ行き打席番号のカードやホルダー、レンタルしていたものを返します。これが、打ちっぱなしを利用する際の流れです。
練習場によってケースはさまざま
しかし、ゴルフ練習場のなかには、空いている打席を自分でキープして、レンタルボール料金だけを支払う練習場もあります。
その場合では、ボールの自動レンタル機でボールをレンタルするので、料金はもちろん先払いです。
こういった練習場では、打席のティーに自動でボールが供給されませんので、レンタルしたボールを自分で置く必要があります。
こちらの打ちっぱなしでも、練習を終了するときはゴミをゴミ箱へ捨て、忘れ物を確認し打席を離れるように心がけましょう。
ゴルフ練習場では、元の状態で打席を離れることがマナーであり流れでもあるのです。
ゴルフは紳士のスポーツ!と意識して打ちっぱなしを利用しましょう
紳士のスポーツといわれているゴルフでは、競技中においてもさまざまなマナーが要求されるものです。
自分がゴルフを楽しむためには、ほかのゴルファーに対してのマナーを意識することが重要だと言えます。
ゴルフコースに出るには、まだまだ多くのマナーを知る必要があるので、練習場からマナーを守るように心がけておくようにしましょう。