ゴルフ部で練習をしたいのに、何をしたらいいのか分からないという人もいるでしょう。
ゴルフの練習はただ行うだけでは効果が薄いです。
ここでは高校や大学のゴルフ部の練習メニューを公開し、そのポイントを紹介していきます。
高校や大学の練習メニューで多いもの
高校や大学の練習メニューとして多く取り入れられているのは素振り、打ちっ放し、実際にラウンドすること、走り込み、筋トレなどがあります。
毎日同じメニューをするのではなく、部活の状況によってメニューが制限されることもあるでしょう。
特に毎日ラウンドができる環境が整っていない高校や大学では、基礎練習が基本的には多くなります。
ただ、高校や大学の部活では初心者もいますので、基本の練習が重要な場合も多いです。
基本練習となるメニューは、部活では毎日欠かさずに入れた方がいい練習メニューです。
スキルを磨く練習メニュー
スキルを磨くための練習メニューで多いものは素振り、打ちっ放し、ラウンドなどです。
高校や大学では具体的にどんな練習メニューをしているのかを紹介していきます。
素振り
高校や大学のゴルフ部の練習メニューとして、素振りが入っていないところはないでしょう。
ただ素振りをするのではなく、素振りをしてフォームを確認することもしています。
素振りをしている姿をビデオなどで録画して、フォームが保たれているかをチェックするのです。
素振りをするだけなら、ただ体力がつくだけでしょう。
大事なのは何百回も素振りをしてフォームを崩さないことです。
だんだん疲れてきてフォームが崩れることもあるでしょうし、知らず知らずのうちに正しいフォームではなくなることもあります。
ラウンドを回るときは疲れていても、同じフォームでスイングすることが重要です。
また、素振りでは正しいスイングを体に覚えさせることも大切です。
何度もスイングをビデオに取り直して、正しいスイングができている状態になるまで繰り返します。
正しいスイングができるようになったら、崩れるまでスイングをします。
体の位置、振り上げるクラブの高さ、振り抜いたあとまで、完璧にできるように何度も挑戦しましょう。
ビデオでの撮影と素振りの繰り返しをすることで正しいフォームが体に刻まれます。
素振りをスイングするだけと考えて、クラブを振っていると上達は遠くなります。
高校や大学では基礎練習が多くなるので、このような基本の練習に時間を割くことができるのです。
素振りを練習メニューに加えている高校や大学では、ポイントを押さえて練習させています。
打ちっ放し
打ちっ放しの練習場がある場合や囲いのあるネットがある学校では、打ちっ放しを練習メニューに加えています。
打ちっ放しを1日1000回打つゴルフ部もあるくらいです。
そのようなゴルフ部が練習に打ちっ放しを練習に取り入れるときには、ただボールを打つだけではなく、素振りで練習をしたスイングで打つようにさせています。
正しいと思えるスイングを見つけて、実際に打つことで、しっくりくる打ち方が分かるからです。
また、このときのスイングもビデオに録って、あとで見られるようにしておくのです。
スイングが崩れていたり、間違った打ち方になっている可能性もあります。
それを修正するためにビデオを活用します。
その確認作業をすることで、自分の打ち方が確立できるのです。
上手く打てないときなどは一度止めてビデオを見直せば、修正するヒントが見つかるでしょう。
上手くいかないのは何か間違った動作をしているからです。
頭の角度や手の振り方など細かい点までチェックしていくと、どこが間違っているか分かります。
ボールを打つことを練習メニューに加えている高校や大学では、自分のスイングを見られるようにしています。
ラウンド
ゴルフ部の練習でラウンドができることもあります。
ゴルフ場を借りられるときの練習メニューとして、アイアン、ドライバー、パターだけでコースを繰り返し回るという方法です。
クラブを絞ることで、スイングをシンプルにするようになります。
それができるとスイングを固定できるようになるのです。
特に初心者は違うクラブを使うと、なかなかスイングが安定しません。
この練習方法でパーを出すのは難しいですが、シンプルだからこそ効果が高いです。
この練習メニューは多くの高校や大学で取り入れられている方法です。
スキル練習以外で練習メニューに取り入れているもの
高校や大学のゴルフ部の練習メニューで多いのは、基礎練習です。
ゴルフで大事になるのはスキルだけではありません。
走り込みや筋トレなどの身体作りも練習メニューとしては重宝されています。
スキルばかり磨こうとしても身体がついていかなくなり、身体が壊れてしまう可能性もあるのです。
どんなに過酷な練習にも耐えられるように身体を鍛えることは最低限必要になります。
また、毎日1000回もスイングするためには、しなやかな筋肉が必要です。
固い筋肉ではしなやかなスイングができなくなるのです。
そのため、適度な筋トレを練習メニューに加えているゴルフ部も多いです。
ただ筋トレは過度にはしないように注意しましょう。
もう一つ大事なのが、18ホールを回れる体力をつけることです。
ラウンドに出れば18ホールを回ることになります。
途中で疲れてしまってスイングが定まらなくなると、スコアは安定しません。
そうならないように、走り込みを練習メニューに入れている高校や大学も少なくないです。
疲れなくなれば、集中力が途切れにくくなります。
ゴルフでは集中力が長く続くことは、勝つために大事なポイントです。
スキルを磨く練習メニュー以外に、体力作りなどの基礎的な練習を取り入れている高校や大学は多いです。
ゴルフ部の練習メニューとポイント
ゴルフ部の練習メニューでは素振りは重要な要素です。
素振りを繰り返すことで基本となるスイングが安定するのです。
さらに、打ちっ放しで何度も練習することも必要になります。
ボールを打つ感覚を養って、正しいスイングで打つ練習ができます。
他にはクラブを絞ってコースを回ることも練習メニューとしては大切です。
もう一つ重要なのは基礎体力をつけることです。
これがなければ、色々な練習に耐えられなくなるでしょう。
基本的には自分で間違いを見つけて修正することが、ゴルフ部の練習では求められることです。