ゴルフの練習は、ラウンドの翌日にやると良いって知っていましたか?
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、ゴルフの練習も、ミスや失敗を忘れないうちにやることが鉄則です。
ラウンド翌日に練習をすることで、ミスの原因を突き止められるので、ゴルフも上達することができます。
ラウンド翌日に練習が必要な理由!
ゴルフが上手な人ほど、ラウンドの翌日に練習をしているといいます。
なぜなら、翌日ならラウンドでのミスの原因もわかるため、修正がしやすいからです。
人の記憶は曖昧で、時間が経ってから修正をしようとしてもミスの原因を忘れているということもよくあります。
そうなると次のラウンドまで、もやもやを抱えて過ごすことになります。
前回のラウンドのミスの原因も突き止められないので、上達することもありません。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、ミスも忘れないうちに練習をしないと意味がないのです。
ラウンドの翌日に練習をするということは、ミスを修正するという意味で大切なことといえるでしょう。
ラウンド翌日の練習方法とは?
ゴルフの練習というと練習場に行ってボールを繰り返し打つことだと思っていませんか?
飛距離を伸ばすためには、ボールを打つ練習も大切です。
ただ、ラウンド翌日の練習は、ボールを打つことではありません。
あくまでも、前日のラウンドの復習をすることです。
それでは、ラウンド翌日の練習方法を説明していきます。
前日のラウンドの場面を思い出す
ラウンド翌日の練習で最初に行うのは、前日のラウンドの場面を思い出しましょう。
1番から18番まで全てのホールを思い出すことで、良かったことと悪かったことの両方が確認できます。
特にミスに関しては、ラウンド直後の方が修正しやすいので、時間が経たないうちに確認をするほうが効果的です。
ミスの原因を突き止める
ラウンド翌日の練習で時間をかけたいのが、前日のミスの確認です。
特にミスショットを連発してボギーになった時には、原因を解明しないと次も同じミスを繰り返すかもしれません。
ラウンドが初めてであれば、緊張で体が硬くなり正しいスイングができなかったということもあるでしょう。
ミスの原因がわかれば、修正もしやすくなります。
ミスを忘れないためには
前日のラウンドとはいっても記憶力だけに頼るのは危険です。
時間が経つと記憶は曖昧になるので、翌日でもミスをした原因が思い出せないかもしれません。
ラウンドに出る時は、スコアカードを記入します。
ホールごとのショット数やスコアだけでなく、どこでミスをしたかも記入しておくと翌日の練習の時にすぐに思い出せます。
前日のラウンドの場面もイメージしやすいので、効率良く復習することができます。
翌日に復習をすることで、次のラウンドまでの課題も見つかる
思うようにスコアが伸びなかった時には、次回は挽回しようと躍起になり、練習場でボールを打つことに専念する人もいるでしょう。
それでは、いつまで経ってもゴルフは上手になりません。
ラウンド翌日の練習は、疲労が残っている状態なので、練習場でボールを打つことだけを繰り返しても、さらに疲れるだけです。
それに飛距離を伸ばすだけが、スコアを伸ばす方法ではありません。
なぜ、ミスをしたのか、しっかり確認をすることが大切です。
ラウンド翌日の練習を復習主体にするのは、次のラウンドまでの課題を見つけるという意味もあります。
次回のラウンドでスコアを伸ばすには、どうしたらよいのか考える機会ともいえます。
そのためには、前日のラウンドの場面を思い出すこととミスの原因を突き止めることが大切です。
なぜ、失敗したのかわかれば、その理由にあわせて修正できるので、次のラウンドの時には同じミスを減らすことができます。
闇雲にボールを打つ練習よりも、失敗を失くす努力の方がスコアは伸ばせるはずです。
ゴルフは、練習場に行かなくても練習ができるスポーツ
仕事が忙しいとなかなか練習場に行くことはできません。
ラウンドの翌日も仕事だと、練習は避けたいという人もいるでしょう。
ゴルフは、自宅や移動中でも練習ができるスポーツです。
ラウンドの翌日の場合、復習がメインになります。
スコアカードを見て「ミスショット」の確認をするだけなら、移動中でもできます。
通勤の際にスコアカードをチェックしておいて、帰宅してから掘り下げていけば、自宅での練習もしやすくなります。
素振りやフォームの修正も、自宅で取り組めます。
ラウンド翌日は、自宅や移動中でも短時間の練習方法を知っていると、復習も苦にならないでしょう。
ラウンドのミスは、翌日の練習で復習して改善しよう!
ゴルフは練習をすればするほど上達するスポーツです。
ただ、練習方法を間違えると上手くはなりません。
特にラウンドでのミスは、早めに修正しないといつまでも同じ失敗を繰り返します。
上手くなる人とそうではない人の差は、ラウンド翌日の練習にあります。
ここで、ミスの解明に努めないと、ゴルフは上達しません。
スコアを1つでも上げたいのなら、ラウンドの復習をしっかりするということが大切です。